『やりたいこと』ならケチるな

昨日、支度しながら、
HipHopのDJ二人が特集されている音楽番組(動画)を観てました。

うち一人は昨日もちろっと書いた、Creepy NutsのDJ松永さんで、
彼は昨年、DJバトルの大会で世界一に輝いています。

 

そんなDJ達に出された質問が、

「DJの技術が上達する秘訣は?」。

 

二人とも

「練習」
「敢えて悪条件で練習する」

という同じような回答。そりゃそうだ。

 

もう一人のDJ、ロベルト吉野さんが、

「尊敬するDJが『毎日8時間以上練習し続ける』と言ってたから
(自分もそうしてた)」

と言っていて、ああそうだよなあ、
結局どの分野も肝心なことは変わらないよなあ、と思いました。

 

「そもそも好きなことなので、
やりたくてやっているので、練習、努力という認識すらない」

という松永さんの言葉に、まったくの同意でしたのよおおお。

 

 

私は「エネルギーデトックスワーク協会」を立ち上げて、
セラピストになりたい、という方に技術とライセンスの提供をしてきました。

また、魔法使い養成学校の講座でも、
提供者になりたい、という声をよく伺います。

 

その上で、

「お客が全然来ないんです」

という相談を受けることもあるのですが…

 

正直。
やるべき努力をしているか?というところに疑問を感じるのです。

前述のDJのひとのように、
最低毎日8時間以上、週5日以上、
練習だけじゃなくて営業とか、その他もろもろやってる?って。
そういうのを全くやらないで、
毎日ブログ書いたくらいで予約なんて、入るわけないよ。

 

「提供者になりたいんです」

っていうのも同様。

毎日どれだけやってる?どれだけ投資してる?どれだけ勉強してる?
自分が提供するために、何が必要なのか調べた?そして揃えた?
たまに講座に出たくらいで、上達なんてするわけないよね?

 

「じゃあどうしたらいいんですか?」

って重ねて質問されるけど、
そもそもどうしたらいいかを考えるところからが、自分の仕事じゃないの?

(対価を払ってコーチや指導、コンサルをつけることを含め)

 

「副業だから」というのも通用しないのです。
お客さんからは、本業の人と同じ土俵で選ばれるのですから、
本業の人以上にエネルギーを注ぐ必要があります。

 

エネルギーデトックスワークっていう特殊な技術だから、
スピリチュアルっていう、見えない世界の話だから、って、全然関係ないよ。

ものすごい努力が必要で、向き不向きもあって、
自分が頑張って営業とかしなくちゃいけなくて、なかなか思うようにいかなくて、
って、他の分野とまーったく同じ話です。

 

「自分が好きでやりたい」ということに対して、
あらゆるエネルギー(時間、お金、体力、人間関係、知識 etc)を
どれだけ注いできたのか、
どれだけ今後も注いでいけるのかっていうところで、
改めて、今の自分と向き合って欲しいなあと思います。

そして、「やりたいことをやる」ために、
「やりたくないことをやらないといけない」ときもあるってことも、
忘れずに。

エネルギーを注げない、注ぎたくないっていうのであれば、
「好きでエネルギー注ぎまくってる」っていう人の、
後をついていくことすら難しいしなあ。

 

最初のDJのひとの話にもかえってくるけども。
「え?毎日8時間も?無理無理」ってなるのであれば、
やっぱキツいんじゃないかなって、私は思うー。

 

ちなみにうまく行っている人で、
「全然やってないよ〜」と自己申告する人もいるとは思いますが、

まぐれで当たった人は別として、
そういう人たちは、ものすごい才能かセンスがあるか、
努力を努力と思ってなくて全部ノーカウントにしてるか、
別の分野や過去の仕事などで培ったスキルや人脈、実力などが活きている、のあたりだと思います。

 

だいたいのすごい人は、みんな超やってる。

 

ひとつ前の記事と、一見矛盾するようですが、
世の中がしんどい時期だからこそ、
自分もしんどい時期だからこそ、

それでも努力できる、時期を待てる、続けようと思える、

そして、行動し続けられる、ことが尚更必要なんですよ。

 

外出がしにくい今。
じっくり一人で、自分と向き合うチャンス、ということでもあるしね。

 

 

 

大好きな2組のまさかのコラボ。
ワタクシ、今月ついに現場で聴けちゃいましてええええ、
ほんと泣くわこの名曲。大好きだよ。

常に研究 常に練習 知恵を結集し 君をレスキュー!

Rhymester feat. Creepy Nuts / K.U.F.U
(Live in RADIO EXPO 2020)

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