2020年の春に出版された、お金の考え方についての本を読んだんですよ。
本全体の内容としては、「本質的な考え方」なので、とても興味深くためになったし、
言っていることはほぼ正しいと思っているんだけど。
その本のある部分で、
「不動産投資」について「東京五輪まではともかく、長期的には価格が高騰し続けるとは思えない。都心部ですらも。」
みたいなことが書いてあってね。
五輪後も、不動産価格は半端なく上がり散らかしてるし。
賃貸だって、ウチの家賃は今年の更新で上がってしまったし。
いやいやもう、だから本とかに自分の考えが残るのって、嫌なんだよーーーーーーー!ってなりました。
私が。勝手にですけど。
(別に私、本書いたことないけど。笑)
もちろん嘘つきー!外したな!?などとは思いませんし、このくだりはむしろ「不動産投資は非推奨」なターンだったので、これで誰かが大損したとかも無いでしょう。
ただ、本を出すようなレベルで、お金や投資に詳しーーーーい人でも、正確な予想は誰も出来ないんだなってつくづく思ったんです。
1年くらいはね、割と正確にできるのかもなんでしょうけども。
というか、2019年までは、その予想で行けたんでしょうけども。
(本じゃないけど、もっともっと超有名で幸せなお金持ちの人も、あの当時に出した動画では、同じようなこと言ってたし)
そして、良い本だとしてもですよ。
出版から4年半経ったら、こうやって「ほら全然違う状況になってるやんけ」とか無責任に言っちゃうワケよねーーーーーー。読む側がさあ。
そんな誰も出来ない「先の正確な見通し」だけでなく、『今』の法律や『最新』の技術だって、すぐ変わってしまうからね。
ネットよりは信憑性の高い情報源であるハズの「本」も、そのまままるっと受け取るのはよろしくない。
「いつに書かれた内容」なのか、
「どの立場の誰が書いているもの」なのか、
「その内容を、自分はどのように精査して受け取る」のか、
都度考えて、自分の責任において判断しないといけないわけですね。
それは今に限った話ではないけど。
そして、新しいことがすべて良くて正しい、なんてことも全然ないけど。
情報が古くなるスピードは、どんどん上がっていくし、価値基準もどんどん変わっていくからね。
自分が当たり前だと思っていることも、ずっと有効じゃないんだよねえ。
最近読んで面白かった「お金と幸せについての本」
「シン・ファイヤー」 amazonリンク
ファイヤーって題は
「FIRE(経済的自立・早期退職)」から取ってるんだけど、よくあるFIREの本とは全く違います。
この人たち(著者)にとっての、お金とは、仕事とは、幸せとは、が書いてある。
自分でまったく違う価値観と生き方に、本を通して触れられるというのは、本当に貴重な機会です。
自分が存外、共感していることに驚いたり、他人の考えが全然理解できない、真似できないと突っぱねたくなったり。
新しい角度から「自分を知る」きっかけになる本かと思います。
分厚いけど、10日で3周読んだわ…私は…
あ。本を読んで、心が揺れたり感情がわーってなったときは、【RELEASE】か【REBUILD】の赤を刺しながら読むといいよー。
超オススメだよー。
私めっちゃ刺しながら読んでる。

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