身体の事実から、自分の方向性を知る

パーソナルトレーニングの体験に行った時、
トレーニーさんから終わり際に、

「もしも、ヨガの先生みたいな細くて薄い体型を目指していたら、骨格、体型的に正直難しいですし、ウチはあまりお役に立てないです」
「でも、マイコさんは筋肉をしっかりつけられる身体ですし、メリハリあるボディならバッチリです」

と言われて、
私はまさにこういう評価が欲しかったので
「お世話になります、よろしくお願いしまーす!」と申し込みました。

 

帰ってからそのことについてつらつらと考えていて、
昔、なんとなく良さそうで少し行っていた(フィットネス系の)ヨガのレッスンを思い出し…

ヨガの先生って、ハリがあってパーン!としたエネルギッシュな感じ、よりは、最低限のエネルギーで効率の良い動き、しなやかな生き方ってイメージだよなあ・・・肉!脂質!プロテイン!じゃなくて、菜食、フルーツ、白湯みたいな…

 
は!
体型っていうか、体質とか性質、生き方含めて、何一つそっちのタイプじゃないな!?私…

 
特にヨガの先生みたいなのを目指してはいないんだけど(憧れはする)、
もしもああいうスタイルになりたいと思ったら、なんらかの壮絶な努力でたどり着けるんだろう、とうっすら考えていたところはありました。
単にそういう努力(やり方)をしていないからならないのだ、と。

 
だけど、今回、トレーニーの方の客観的な評価を受けたことで、
あんまりにも自分と違う方向性だと、努力してもなれないんだな?ということが、どーんと腑に落ちたんです。

お肉や脂をしっかり食べても平気、骨もしっかりしてる、割と頑張りが効くタイプの私は、トレーニングが向いているってことだろうし、
逆に、骨格が華奢で大きくならず、食も細いみたいな人が、世間的にいう「筋肉質な身体」を目指すのは、そもそも難しいかもということで…

 
こ、これが「向き不向き」か…!

 
努力だけじゃカバーできない、
そもそもの「向き不向き」って、はっきりとあるんだな、と自覚しました。

 
それこそ「骨格診断」とかだと、骨の大きさとかを実際に見て診断するのでわかってはいたんだけど…
(藤咲はプロ診断済みの骨格ストレートです)

これ…
単にファッションだけにとどまらず、もっと深いところに持って行けて、
体質とか性格、生活習慣、食の相性とかなんかを通して、自分の方向性とかを絞りやすいんじゃないかなと。

いやもう性格診断とかよりも、まずこっちなんちゃうかなって、思うくらい。

 

ここで大事なのは、「向いていないなら、努力しなくていい」という話ではなくて。

努力するにも、方向があるんだな、ということです。

 
向いていない方向への努力って、やればやるほど自分が削られていく感じがします。

頑張っているのに、苦しい。
続けようとしているのに、身体が嫌がる。
ちゃんとやろうとしているのに、どんどん自分が薄くなる。

それを「根性がない」「意志が弱い」「習慣化が下手」と、精神論で片づけてしまうのは、乱暴だなと。

 

身体には、かなりはっきりした事実がある。

骨の大きさ、
筋肉のつき方、
食べられる量、
消化できるもの、
疲れやすいこと、
回復しやすいこと、
動いたあとに元気になるのか、逆に消耗するのか、

こういうものって、気合いでどうにかなる部分も多少はあるけれど、全部を根性で上書きできるわけではない。

 

そしてたぶん、これは体型の話だけではないんですよね。

仕事の仕方も、発信の仕方も、人との関わり方も、暮らし方も。

「こうした方が良さそう」
「これが正解っぽい」
「今はこれが流行っている」

という外側の基準に合わせようとしても、どうにも進まないことがある。

(私はかなりそう)

 
それは単に怠けているのではなく、
自分の身体や性質と、進もうとしている方向が噛み合っていないだけかもしれない。

 

私の場合、細く薄く、少ないエネルギーでしなやかに保つ方向ではなく、
ちゃんと食べて、筋肉をつけて、巡らせて、立体感を出していく方向が合っている。

そう考えると、服やメイクの好みまでつながってきました。
薄いもの、軽すぎるもの、白っぽく抜けるものより、
黒、マット、陰影、重心、輪郭のあるものの方が落ち着く。
顔も、淡くぼかすより、陰影を出して輪郭を整えた方がしっくりくる。

つまり私は、
「薄くなる」方向ではなく、
「輪郭をくっきりさせる」方向に向いているのかもしれない。

 
そういう一貫した「スタイル」に気づけたら、一気に楽しくなってきました。

 

向いている方向に進むことは、諦めではなく、自分の力がちゃんと出る場所を選ぶことなのだと思います。

自分を知るために、性格診断や占いを見るのも楽しいけれど、
その前に、身体の事実を見てみる。

何を食べると安定するのか、
どんな運動なら身体が喜ぶのか、
何をすると疲れ果てるのか、
どんな服を着ると、「これが自分の輪郭なんだな」と思えるのか、

 
身体は案外、ものすごく正直に、自分というものを教えてくれているかもしれない。