先日、損切りと称して、がつっと手持ちを減らしたところですが、
私のクローゼット作りの核心に、ようやくたどり着きました。

私は、たびたび減らしてはスッキリ〜うっとり〜として、かつ、こまめに整理整頓しているのに、なぜ度々モヤモヤしてしまっていたのか。
それは、スッキリした後に、意気揚々と新たにアイテムを増やしているから。
は?何を当然のことを…?というのは、分かってるんです。
しかし、私は「本当の意味」では、ちっとも分かっていなかった。
私が、気分良く過ごすためには、スッキリした時の総量を「キープすること」が必須ということに。
減らしたから、買っちゃってOK〜では、また増えるので、近いうちにはモヤモヤが始まってしまう。ここを私は勘違いしていた。
減らしたから、以降増やした場合には、絶対に同数を減らす。この厳密な【1 in 1 out】が、自分には必要だった。
「お気に入りだけを厳選したワードローブ」だけでは満足できなくて、「必要な服が必要なだけあるワードローブ」じゃないと嫌!だった。
め、面倒くさい…自分で自分に対して思うくらい…面倒だ…
もともと、今あるハンガー以上は持たない。ハンガーは増やさない。は何年も決めて守っていたんだけど。
自分が満足する数は、それより少なかった、おまけにハンガーは、余りたい。(余りたいとは…?
最低限にしたいのじゃなくて、満足するラインが異常に厳しい。
ミニマリストになりたいのではなく、モノが少なくないとしんどい。
私の性質に合うのがそう(少なくないとダメ)だったという話で、
「お店のようにずらっとコレクションされていたらときめく」人もいれば、
「おもちゃ箱のようにぎっしり何があるのかわからないのがわくわくする」人もいるし、
「着回したくさんしたいし、いつも違う格好をしたい」人もいるでしょう。
そして、
「今着る服が片手ちょいくらいあるのが、大変、落ち着く」という私のようなのもいて、
いやあ、自分の好きや快適を追求することは、誠に楽しいなあと思うのです。
まさに昔の私がそうでしたから、
クローゼットとか収納とか、片付けるのが面倒な気持ちもわかるんですけど…
収納スペースって小さかろうが少なかろうが、『自分の領域』です。
そこを自分の好き勝手にできるのが、大きな醍醐味なんです。
引き出しの中なら、押し入れやクローゼットの中なら、好きにしても、閉めたら見えないから。
カオスが好きならそれもよいと思うんです。
ただ、好きな物だけでカオスにしたほうがより純度が高く満足もするとおもうので、どうでもいいものは取り除いても良いよね?
自分の領域を自分が選んだように整えていくのって、セルフケアです。
コツコツやっていくことが、静かな自信に繋がります。
細かい…うるさい…面倒くさい…と自分で自分に嘆きつつも、
そのくらい細かい希望を叶えてやれるのは、そりゃもう自分しかいないわ、自分がやらないとだわ、という自覚もできました。
他人の情報とか、他人のやり方では満足できないし、ましてや他人任せる、なんて全然無理じゃないか!
ということで、これからもどんどん突き詰めて行くつもりです。
しょっちゅう唸ってはやっているけれど、
悩みの質のレベルも選ぶモノのレベルも、以前とは比べものにはならないくらい上がっているのは確かなので。進化はしているのですよ…