メールでのご質問・ご相談への回答に関して

私のメニューを利用した後のご感想、経過報告であるとか、
ブログ記事などから「自分もやってみました!」という報告など、
クライアントの皆様からいただくメールやお声、
とても嬉しく、感謝しております。
励みにもヒントにもなります。いつもありがとうございます。

 

その際、「メニューや記事の内容への質問」にはお答えしますし、
ご本人が頑張っていらっしゃることに対して、
簡単なアドバイスをお返しすることはもちろんあるのですが…


「自分の現状は〜です。もし、マイコさんだったらどうしますか?」

…こういう『質問形式のご相談』に対して、
いただいたメールで詳細にお返事することは、できません。

 

似たような質問になりますが、
私がブログやセミナーですでに話していることだったり、
(たまたま)まったく同じケースを私が経験していることに対して、

「マイコさんはどうしています(した)か?」

という質問であれば、他の人からも需要がありそうなものは、
ブログネタとしてありがたくいただき、公開で回答することはございます。

 

ただ、その方の個人的ケースに対して「藤咲だったらどうするか」というのは、

・そもそもそのような状況・状態にならない(なった経験がない)
・体質、環境、リソース(お金や時間)などが全く同じことはほとんどない
・私がその内容に精通しているとは限らない

ということが多いことを考慮すると、
「藤咲の意見を全て真似をする心づもり」がない限り、
私が「自分だったら…」を答えることにはあまり意味がないため…
結局は、

『その方に合わせて、その方が実現可能な範囲でこちらが考える回答』

をすることになるわけですね。

 

つまり、『その方の【個人的問題】に個別対応する』ということであり、
それはすでに、個人セッションの領域となってくるのです。

 

こういうお返事をしますと、

「セッションを頼んだつもりはない!」

と言われることもありますが…

質問や相談される方の意図はどうであろうと、
こちらからは『プロとして解決策を考えて、責任を持ってお答えする』
ことになるのですから、
それは「個別対応」すなわち「個人セッション」に値します、
ということになります。

 

これがね、自分の友達とか身内に対するノリで、

「いや、そんなん私はならんし」
「別にいいんじゃん?知らんけど」
「えーやめとけば?え?理由?ないよ。なんとなくだよ。」

とか、雑に答えていいならば、まあ別かもしれませんけど…

質問や相談される方は、
私を始め、提供者やカウンセラー、コンサルタントに
そういうのを求めてないですよね?

無責任な気休めとかじゃなく、
そっけないひとこと返事とかでなく、
…それなりの質と内容の回答が、必要ですよね?

 

せっかくご質問いただいたからこそ、
私が責任を持ってするお返事としては、

「対価(個人セッション等)を払って、きちんと解決してください」

ということになるんです。
もちろん、サポートを受けるのは私からじゃなくていいのです。
「この人と一緒に解決したい」と思う方に申し込んでください。

 

こういうご相談に限らず、

「(別の提供者、提供窓口に関する)依頼、相談に応えて欲しい」
「他の人じゃなく、マイコさんが対応してください!」

みたいなものも、同様です。

例えば魔法使い養成学校とか、エネルギーデトックスワーク協会とかね。
実際は私が対応することも多いですが、
相応の窓口、しかるべき対応手順があるにも関わらず、
それを無視して、別のところで対応して欲しい!というのは、
『自分の【個人的問題】に個別対応、特別対応を要求していること』
になるのです。

(もちろん緊急の内容やシステムエラーなど、例外でする対応もありますが)

 

…ここまで読んで、

「え?そんなに深刻な気持ちで聞いて(言って)いなかった…」
「簡単にさらっと答えてくれてるんだと思ってた…」
「こういうのって、個別対応なんだ!?」

と、驚く人もいるかもしれません。

 

私も、自分が提供する立場になってから、嫌というほど痛感し、
それまでの「受ける側としての姿勢」を死ぬほど反省しました。
提供者本人が意識的・無意識にしているに関わらず、
提供側は想像以上にいろいろ考えて対応しています。

わざわざ提供者にならずとも、
お勤めのお仕事や、周りの人間関係で身につけた方も多いでしょうし、
無意識レベルできちんとされている方もたくさんいらっしゃいます。

 

もし「知らなかった!」「気づかなかった」というのであれば、
これから心に留めておくと、今度の自分にとってプラスになると思います。

 

他に「社交辞令のつもりだった」「とりあえず書いただけ」だったら、
それはしないほうが、お互いの関係がスムーズかと思います。
対面なら流せますが、特にメールは『つもり』は伝わりませんから。

 

 

なお、提供者も十人十色ですから、

・やりとり好きだから「質問大歓迎!」という方
・「セッション後の質問無制限対応」を『サービス』『価格』に組込む方
・良くも悪くも何も考えずに、要求されたらひたすら真面目に返していく方

…などと、価値観も考え方もそれぞれの人間で異なります。
ビジネスの戦略としてはやったほうがいいこともあるし、
人情もあるし、緊急で例外の対応をしたくなるときだってあるでしょう。
単に良い、悪い、正しい、間違っている、という次元では判断できません。

 

ただ、少なくとも私個人は、エネルギーや循環を扱っている以上、
私の対応で、逆に相手にとってのマイナスになりかねないことは、
しないようにしています。

そうです、私が無償で答え続けることは、
結局質問を受ける方にとっては、
プラスどころかマイナスになってしまうことが、あるんです。

 

自分が「こうなりたい」「こうしたい」と目指す方向へ、
正しく進み続けること自体、とても難しくなっているのが、『今』です。

だから、『自分が本当に価値を感じられるモノやコトに、
対価をきっちり払って、まるっと受け取り、
それらを自分で自分に活かしていけること』が、
結果一番お得になると思うんです。

テキトーに扱っていたら、テキトーな自分になってしまうから、ね。

 

 

ちなみに、
「お答えできません」「お受けできません」というお返事をするのでも、
エネルギーはめちゃくちゃ使っています。

お返事をする前に、
「その人にとってどう答えるのがいいのか」を死ぬほど考えていますし、
文章の長さも単語選びにおいても、ものすごく推敲しています。
私をサポートしてくれる存在たちと協議していることも多いです。
いっそ答えてしまうほうが楽なくらいに、時間がかかることもあります。

それこそ、
「メールをやりとりすること」自体が、ほぼ個人セッションです。

 

メールでのやりとりに限らず、
この質疑応答をはじめとする、お互いのさまざまなやりとりが、
「双方のエネルギーのやりとり(交換)である」と、理解できてくると…

自分の考え方、行動、振る舞いが、グッと変わります。
というか、変えたくなります。

 

ということは、人生が変わるってことにもなるんです。

 

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