この記事の続きです。
財布に限らず、とにかく本人の性質や状態は、
どこかしら見える形で出るものです。
バッグでも、服でも、部屋でも、文字でも、作品でも、仕事ぶりでも。
それはもう、多くの人が気づいているし、
誰もが無意識でも意識的にも、そこから相手を見ているんですよ。
『持ち物はその人を表す』というのは、
すでに割と【メジャーな共通認識】と言えますね。
「その財布、あなたっぽいよね」
ちょっと考えてみましょう。
あなたが今使っている財布を見た人が「その財布、あなたっぽいですね。」
と言ってきたら、どういう反応を返しますか?
受け入れられる、肯定できる
→おお〜良いですね!ナイスチョイスでしたね。
否定や言い訳が出てしまう
→うーん…使い方の改善と買い替えを検討しましょうか…
ゆーて、その財布はあなたが選んだモノ
好みじゃないけど人からもらったものや、
汚れたりボロボロになったけど仕方なく使っているものでも、
他の人からは【敢えてそれを好んで使っている】と思われます。
しぶしぶだけど赤いハイブランドの財布を使っていても、
『赤』『ハイブランド』が好きな人だと思われます。そらそうだろ。
カードとレシートでみっちりな財布を使っているけれど、
実は綺麗好きでおうちも片付いているんですよ
って…、まずそうは見られないでしょうね。
長く同じお財布を使っていても、
雑に使っていれば、「モノを大事にしない雑な人」と思われるでしょうし、
お手入れをしていれば、「一つのモノを大切に愛用する人」と思われる。
それに対して、
「違うんです、実はこれは仕方なく持っていて、
本当の私はこうでああいうのが好きなんですよ!」
って言われても…
他人からしたら、え?いや知らねえよ…でございましょ?
『財布=自分の分身』と思えるものを
つまり。
『財布=あなた』と捉えられても、オッケーばっちこーい!
と、自分が思えるくらいのお財布を持ちましょうねってこと。
なりたい自分が持っている財布は
『財布=自分』を逆手にとって、
「こんな人になりたい」
「もっとこういう人だと思われたい」
という理想やイメージがあれば、持ち物から寄せてみましょう。
「きちんとした人」でありたいなら、財布の外見も中身も綺麗に。
「お金に余裕がある人」になりたいなら、現金を多めに持ち歩く。
「唯一無二の人」だと思われたいなら、人と被らない個性的な財布にする。
そういう明確な理想はないけど、
「こういう人だと思われるのは心外だ…」ってところを変えてみるのも良し。
「可愛い」キャラは嫌!なら、フリルやキャラクターものは選ばない。
「心配性」と言われがちなら、現金以外は最低限にしてみる。
「新しもの好き」と思われたくないなら、アンティークや伝統的なものを。
理想が高くても、できるところから
例えば、自分の理想が、
『エルメスのオーストリッチの財布に常に100万円を入れている人』
とかだと、
いきなり叶えるのは難しいかもしれない。
けど、
「エルメスのお店で、お財布を持たせてもらう」
「欲しいお財布に近い色や形のものを、まずは持ってみる」
「100万円は無理でも、できるだけたくさん現金を入れておく」
「エルメスの財布にふさわしい中身を、先に厳選しておく」
っていうのはできますからね。
試しにいっぺん預貯金を下ろして、
今の財布に100万円入れてみると言うのも、良い体験。
藤咲は確か200万円強くらい入れてみたことがあるよ。
当時使っていたヴィトンの長財布でも、
200万円は蓋が締まらないね。あとあまり美しくないわね。
っていうのを、知ったよね〜。
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