「適切に嫌っていいぜ」の話にしたいんだけども

先月、自分が経験した
「トラウマどっかんすったんもんだ」の件なんですけどね。

いろいろ話が入り組んでるんですけど、
その辺端折りまして、最終的に行き着いたのが

「すごく無理をして、嫌わないようにしてきた」

ということでした。

「好きではないけど嫌いではない」
「嫌いという感情があるほども関心がない」
「『嫌い』って言ってしまうと、『嫌よ嫌よも好きのうち』ってされて迷惑」

…もうそういう感じでですね。
とにかく、その対象を「嫌いではない」と、思ってきたんですよ。

 

……だいぶ必死だったようで?私?

 

ここから先は、
私の家族関係の話となりますので、
そういう話苦手な方は、ここでブラウザをそっと閉じてください。
無理厳禁。
また別の話題でお会いしましょ!






さて本題です。

つい最近、「マイコ幼少期思った以上に壮絶ライフだった話」を、
初めて母の口から聞いたのですが…

(私は2歳より母と、母の実家に戻って暮らしていました)

母は母なりに私に気を遣いまくって、
私は私なりに母に気を遣いまくっていたことが互いに判明し…

それなりにいろいろ衝撃を受けた結果。

 

あれ〜?私、シンプルに父親のこと嫌いだな!
っていうか、嫌っていいな!?これもう!嫌いだわ。

ということに、気づいてしまいました。
っていうか、ここまでなんとか嫌わないようにしていたようで。私。
知らなかったの!嫌いだったわ!
自分でも死ぬほどびっくりしたから。自分のことなのに。

一応20年前に、縁は途切れていて、
しかもそもそも私の人生において、
「父親」の存在感はほんとーーーーーに薄いから、
意識にすら登ることもほとんどなかったくらいなんだけど。

 

けど。

「これ、私、『嫌い』と言っていいのでは?」

と、初めて自分に「嫌い」を許可した瞬間。

ぐわーーーーーっと動きましてね。
傍からわかるくらい、エネルギー動きまして。

そうしましたら。
え?じゃあ、もうあれもこれも要らなくない?やらなくてよくない?
っていうのが、
勝手にどっかの奥深いところからどんどこ湧いてきて、
マイコ史上最大の手放しスタートですよ。

人生総まくりがごとく、「いやそれ関係あったんだ!?」って、
自分でめちゃくちゃ驚くくらいの『やらねば』『あらねば』が出てきまして、
もう毎日ずっと【REBUILD】(と他のペンも)刺しっぱなし。

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エネルギー動きすぎて、ふらっふらだし、体調めちゃくちゃだし。
頭怪我したのかと疑うレベルで何も考えられないし。

仕方がないので、ぼけーーーーーーっとして、
落ち着くのを待ちました。
ゆうに2週間以上かかってるんじゃないですかね。
まだ全部終わったかどうかも、あやしいくらいですし。

 

しかも、
別に怒りとか泣き叫ぶとか悲しいとかなくて、

だる…うざ…めんどくせえ…的な、
もはや10代のマインドみたいなのしか出てこなくて、
笑いました。

(私の10代が出てきたんでしょうかね)

 

すでに変化は大小いろいろあるんですけど、
身体が動かしやすくなって、息がしやすくなってきました。
わかりやすく変わったのは、睡眠の質が上がったことね…ハハハ…

あとね。前にも書いてたんですけど、
実は、この手放し後から「食べクセ」の修正は一気に進んだんですよね…

ゆっくり食べるには、アレを直さないといけなかった話
リカバりましたー! 元気ー! 最近のてんやわんやを書いたんですけど、 大半を削りに削っても、 中身がどうやっても剥き出しでエグいな…となったので、 もうしばらく寝かして推敲しようと思います。 というわけで、 別の話をば。 (あるんかい)(あ...

意識しなかったレベルで持っていた、
沢山の『やらねば』『あらねば』が、よくわかんないまま取れていったので、
【REBUILD】最高ーーー!)
これまたよくわからん謎の焦りとか不安とか緊張が、どっかにいきました。

結局、なんかよーわかりませんけど、
だいぶ無理をしていたようだな!!!!私!!!!!

っていうのは、よくわかりました。

 

延々と書いてきましたが。
私が身にしみて思ったのは、

たとえ親だろうがなんだろうが、
【嫌い】【嫌】を我慢するのは、いくない。

ってことなのよ。

自分自身に嘘をつくって、自分をごまかすって、
健康に良くねえな、良かれと思ったとしても、ロクなことないわ。
ってつくづく思い知ったのよ。今回。

 

一応、親なんで、存在としては嫌っちゃいけないと思ってたんですよ。
そして、仮にも「母が選んだ人」を否定するのも、良くないかと思って。
(別に選んだつもりではないそうで…おおお…)
他にもいろいろ「愛情の裏返しか?」とかも考えてみたんですけど。
無いわ!!!元々無いわ!

むしろ縁も切れてるのに、
延々と謎に嫌わないようにする努力いかほど…
無駄…私…人生…こわ…つら…だる…

もー、ほんとに。
自分の気持ちは無視しちゃだめっすね。

いったん「こいつ嫌いだわ…」と受け止めたあとで、
自分のメリットになるような立ち回りを、
改めて考えていいんだからね。

 

ただ、

「嫌わないようにしないといけない」

っていうのは、間違いなく、幼少の私の『生きる術』です。

小さい頃に親を嫌ったら、死活問題ですし。

 

しかしですね。
その後の人生の至る所で、無理が生じていくわけですね。
この『術』によってね。

他人のことも、
極力『嫌い』って思わないように努めてましたからね。
努めてたっていうか、怖れてたに近いでしょうか。
別に誰に言うわけでも、注意されたわけでもないのに。

「嫌だな」って思った瞬間、ゴリゴリの自責してましたからね。

 

…みたいな感じで、
いろいろ過去のあれこれが芋づるで出てきちゃって、思い出しちゃって、
さらにうんざりが倍倍倍。

 

でもこのタイミングでできるだけスッキリしたいよーってことで、
ペンを刺しつつ、忍耐の日々でしたの。半月以上も。

手放しの変化は、また時間が経つごとにわかってくるだろうから、
これからが楽しみなんざます。

 

私の個人的めんどくさい話第一弾は、
これにておしまいです。
長い話にお付き合いいただきありがとうございました。

あ、後日第二弾(別な話)があります。
ちょっと別の方向の話ですけど。
誰かのヒントになるかもしれんので、どうかご容赦くださいまし。

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