ボブ・マーリーの映画とオシャレと宗教と

映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』を観てきたんですよ。

言わずと知れた、ジャマイカのレゲエアーティストの自伝的作品。

 

観ていてあーそうか、ラスタファリズム(宗教的思想運動)か。あーそうかー。と。
ボブの生き方、人生の選択、表現には常にラスタファリズムがあるのが、一番強烈な印象として残りました。

 
レゲエをあまり知らない人でも、
緑、黄、赤の順で配色されたラスタカラー、といえば、すっと思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?

ラスタカラーのファッションアイテムは、オシャレでかっこいいけども、自分が持つのはなんか違う、となるのは、
やっぱり宗教や思想の象徴のようなものは、何も考えずに持てないんですとね。

 
それはラスタファリズムがどうとかではなく、
基本的に宗教がルーツになっているモチーフやファッションアイテム、例えばキリスト教なら天使とかクロスのモチーフだったり、メダイとかロザリオのようなものには、やっぱり手が出ません。

 
持つのがダメなのではなく、特定の宗教的意味のあるものを、無関係な自分が持つことに、どうしても違和感があるからなんですが・・・

 
海外のジュエリーブランドでもそういうモチーフはたくさん出ていますが、それこそ信仰している人にとっては常に身近にある存在であり、身につけることも自然なわけで。
そうじゃない私が、何も考えずに使うのはできないというか、分かっている以上選べないなーとなるんですよね。

 

まあこれは、何も宗教に限った話ではないんですけどね。

意味やルーツ、コンセプトなどを理解した上で、自分が選んで持つことに違和感はないのか、を考えるっていう話なので。

 

「そのモノが存在する目的」「モノ自体が主張する」という点でも。
ラスタカラーのアイテムは、ラスタファリズムを抱く人が身につけるのが自然だし、
ロザリオは、「祈り」が日々にある人がつけているのがいいよね、と。

 
阪神ファンじゃないのに阪神グッズつけれねえよ・・・というのと同じような感じですよ。(そうなの?

 

 

ああでも、宗教的、文化的、思想的、歴史的意味のあるモチーフやアイテムを使うときは、ちょっと一旦調べてから検討するのがいいとは思います。

海外のものは特にね。もらったお土産とかも。
それが意味のあるモチーフなのかを知っていないと難しいかもだけど。
何にも考えずに見た目だけで安易に持つのは・・・よろしくないこともあるから・・・ケースバイケースだけど・・・

 
そういうところにちょっと繊細になることが、不要なトラブルを防ぐことにもつながるからね。
スピリチュアルとかエネルギー的な方のね。

 
※超余談ですけど、天使柄でおなじみのミラノコレクション(カネボウの限定パウダー)も長年買えなかったの。化粧品ですら買えない。
でも今回の限定はなんと!ミュシャ!
天使じゃない!どうしよう、買っちゃう?私?

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