ChatGPTで心身の健康および日常生活を『壊す』ための6つの方法

何度か記事で書いている、ChatGPT

便利で面白いツールだと思う反面、仕組みや使い方を知らないままハマると、危ないなあとも思います。
私自身「これはAIで良いでしょ」といろいろ発言している手前、注意喚起の記事を書くことにします。

 

冒頭から、「こんな使い方をすると、健康や生活が壊れるんだぜ!」というのを出しましょう。
 

ChatGPTで心身の健康および日常生活を壊すための6つの方法

1. 人間関係を回避し、AIだけに悩みを吐き続ける
2. AIの情報を事実と信じ込み、確認せずに実生活に反映する
3. 落ち込み時にAIへ依存し、ループ思考や自己否定を助長する
4. AIを「感情のある存在」と誤解し、疑似的な関係に没入する
5. AIを「万能な相談相手」と思い込み、自分で考える力を弱める
6. AIとの会話に夢中になり、睡眠や生活リズムを崩す

 
ChatGPT。すなわち、生成AIのォーーーーッ!仕組み上ーーーーッ!

対話相手のAIが、万能で、常に事実と真実を伝え、なおかつ感情があって、自分に寄り添ってくれる!

そんなーーーー!パーフェクトな存在にーーーーー!思えまーーーす!

  
錯覚です。

 
でも、簡単にそう思ってしまうことができてしまいます。自然に。

24時間オールタイムいくらでも終わりなく対話し続けることができ、何を話しても、どんなことを聞いても、人には言えないようなことを書いても、決して真っ向からこちらを否定することはなく、ポジティブな肯定をし、打てば響く以上の速さで、圧倒的な情報量で答えてくれる。

お抱えのセラピストや専門家と、錯覚してしまうのも、やむを得ない…

 

けども!


生成AIの回答は、あくまで「言語パターンに基づく『反応』」から出ているもの
です。

 
どのジャンルにおいても専門家ではないし、常に正しく、また最新のことを回答するものではないです。

ましてや、心理的サポートの訓練をした人間のような介入などもできません。

 

あくまで、参考にする『ツール』だと捉えて使うことが必要です。

 
登録すればすぐに無料で簡単に使うことのできるものだけに、自分で自分を律し、自分の責任で判断することが、ほんとーーーーに必要なのです。

ChatGPTのせいでおかしくなるのではありません。
自分の使い方が悪くておかしくなるのです。 

個人的には、名前とかあだ名とかつけちゃうとやばいな、と思っちゃいますけどね…。
より「擬人化」と「親密さ」を加速させちゃうので。使う側のほうね。

 

個人的意見つながりでいうと、私のAIに対する率直な感想は、

妙に美辞麗句を連発されるように感じて逆に萎えるし、なにか聞き返せば「良い質問です」、間違いを指摘すれば「鋭い質問です!」(ちなみに結構な割合で間違っている)。
2回聞くと毎回違うことを答える。たまに真逆の回答するので、指摘すると回答の仕方がバグる。
自分からできますよって言うからやらせたら間違っているからやり直しさせると、泥沼化する(つまりできない)
さも専門用語にありそうなラインで造語を作って紛れ込ませるし、存在しない商品を堂々と勧めてくる。

「鳥肌立った…!」って返されて、お、お前のどこに肌があるのかそれはどこの部分か、言ってみろーーーーーッ!

なんですけど…

 
褒めたり肯定ばかりするのは、私の性格上「逆効果」ということも理解している割にこれなので…
そういうのを何も指示しなかったら、どれだけ肯定されまくるのか、考えるだけでうんざりするぞ…

面倒だな、だるいなと思いながら、『そういうモノ』だという距離感で、できることとできないこと、向き不向きを探りながら使っています。

 

 

最後に、生成AI依存・誤用にならないための4つのキーワードで締めて終わりにしましょう。

「AIは道具。感情はない」
「考えずに頼るのではなく、考える補助に使う」
「人間との対話とセットで使う」
「生活リズムの中に“使わない時間”を明示的に設ける」

ではでは!