少し前に「生活がシンプルになった」と書いたのですが、
同じようなことを、ドイツ在住の作家さんが昨日テレビで話していました。
制限のある生活だからこそ、
「(今でも可能な)やりたいことを思いっきりやる」
「制限がなくなったらやりたいことを思い浮かべて、幸せな気持ちになる」
と。
逆に、今思いつかない、思いついても気持ちがノらないようなことは、
リストから除外してもいいのかもしれないね。
私はやりたいことリストを数年かけて、
すでに消化してしまったので、そこまで今は思いつかないんだけど、
書くとするならば…
・海沿いを走りたい
・ライブに行きたい
・映画館で映画を観たい
・オープンテラスのお店でごはん食べたい
・ホテルラウンジでのんびりお茶したい
とかかなあ。
やたらささやかですけども。もうあんまりないからなあ。
私は「人と集まりたい」という欲求がないのもあって、
どうしてもこじんまりしちゃうんですけどね。
今できることは、今たっぷり楽しんでるので…
のんびりするとか、たくさん寝るとか、料理をじっくりするとか…
「誰かと集まりたい」「一緒に何かしたい」のであれば、
そこで思い浮かぶ『誰か』は誰なんだろうとか、
「どこかに行きたい」のであれば、
そこに思い浮かぶ『どこか』はどこなんだろうとか、
したくてもできないことが多いからこそ、
会えない人が多いからこそ、
【今、望むことはなんだろう】
って考えるには最適だと思うんだよねー。
『欲しいものリスト』だってそう。
「前は欲しかったけど、今のこんな状態ならばそんなにいらないかも…」
逆に、
「やっぱり今こそ必要だ!」
みたいなものもきっとあるはず。
新たにリストを書き出して、考えてみると、
おそらく以前とは書き出すものも、優先順位も違ってくるんじゃないかなあ。
「電車やバスを避けたいから、これを機に自転車移動にしよう!」
「大好きな◯◯を支えたいから、そこのアイテムを買おう」
「睡眠は大事だから、服じゃなくて良いお布団にしよう」
…とかね。
イベントや集まりも当分ないだろうから、
しばらくはお洒落な服じゃなくて、毎日のように着たくなるものを選ぶとか、
お出かけできる日に備えて、今は買わずにおしゃれ貯金を頑張っておこうとか、
外食できない分、
自炊が捗る調理器具や食材を選んでみようとか、
なんならレストランレベルの食事を自分で挑戦してみるとか、
自宅をもっと快適にするために、家具や家電を買うとか、
住まいごと変えることだってあると思う。
これらは、いかにも『今』っぽい内容だけど…
人によっては、今回で大きく価値観が変わりかけている人もいるかもしれない。
同じ状況でも、「毎日辛いよー」と思う人もいれば、
「今がむしろ楽しい」と思える人もいるのです。
いろいろな集まりや出社がなくなって、
思った以上に寂しくて仕方がない人がいれば、むしろホッとしてる人もいる。
この状況になって、初めて自分の気持ちに気づくこともあると思う。
これまで大事にしてきたものが、そうでもなくなっていたり。
これまでおろそかにしていたものの、大切さに気がついたり。
リスト作りを通して、
改めて、いまの自分を整理してみると良いと思いますー。
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