たまにはオススメしていない本を

「同じテーマの本を一気にたくさん読むから、
似たタイトルが多くてどれを読んだのかがわからなくなる…」
とぼやいていたら「記録しなよ」と言われ、冬に読書アプリを導入しました。

本のバーコードを撮影するだけなので、手間もかからなーい。便利ー。

『Biblia』というアプリです。無料。
DLしようとしたら「入手済み」だったので、
昔多分使った気がする(当時はバーコード登録じゃなかったと思う)。

読書量には波があるけど、今年に入ってからはだいたい月20冊〜くらいのよう。
数えたことなかったから、これが多いのか少ないのかはわからないけど。
(年明けからやっとけばよかったなー)

 

今月はとにかくこれを延々と読んでいました。

基本的にブログで紹介する本は、誰もが読みやすいものを厳選しているから、
たまにはまったくお勧めしない本を載せてみます。

『奇想版精神医学事典』。事典で奇想版とは。
ジャズのセッションみたいにどんどん話題が移り変わるし、
内容的にも向き不向きがあるのと、とにかく分厚い。私は好き。

精神疾患についていろいろ読んでいる中で手に取ったのだけど、
ものすごく独特な構成な上に、精神科医の著者のあまりの博識ぶりに圧倒され、
なおかつ知らない言葉と知らない漢字と知らない引用が多くて、
その都度調べては読み、読んではあれやこれやと考え込み、たまに人に喋って、
たまに上からツッコミが入って、また読み返して…、ちょっとずつ読み進めて、終わらないから貸出延長もかけて、
やっと読み終わった〜。全640ページ。とんでもね〜。

 

この本を読みながら、
精神科医の先生だけじゃなくて、人と深く関わる仕事って、
教養が要るよなあ…と。

「そういうもの、存在がある」と言うことを知っているというのは、
他者を理解する手がかりとして重要だと思うのです。

めちゃくちゃ面白いけど、とても疲れる本なので、
改めて購入して手元に置きます。
(疲れたから当分先でいいけど)

 

ちらっと出てるのは、
年末に美術館で買った古代エジプトの栞。
もっと買っておけばよかった…

プラスチックの栞はありそうでなかなか出会わない。

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