今年は、よく読みました。
2月から、今日までで225冊。手元に未読があるから、年内まだ増える。
今年、ダブり防止のために初めて記録をしたのだけれど、
あとから振り返れるのは良いねえ。
ということで、読んでよかった本ベスト3。
専門書やマニアックなのは省きまして、誰にでも楽しめるものにしました。
実用:『大人のおしゃれはこなれがすべて』坪田あさみ
自撮り30日チャレンジの元ネタがこの本。
「怪我してメイクできない今のうちに眉毛の練習をしよう」と考えたその日。
ファッション本だと思って買ったら、このスパルタチャレンジに出会ってしまいました。
とても気が重かったけど、
思い立った当日に知ってしまったら、やるしかなかったのねえ。
でもやってよかったんだよ。これは本当。
つい最近、ウェブサイトに記事が出たのでこれも。
美容医療に手を出す前にぜひやってほしい「1か月自撮りチャレンジ」って何? 【「大人のおしゃれはこなれがすべて」特別編 vol.02】
amazonリンク『大人のおしゃれはこなれがすべて』坪田あさみ
小説:『我が友、スミス』石田夏穂
スミスというのは、トレーニングマシンの名前。
筋トレに励む主人公が、ボディビルの大会に誘われ…という話だけども、
暑苦しくなく、むしろ淡々とした語りなのに、気づけば一気読み。読後感スッキリ。
主人公も女性、著者も女性だけど、筋トレの説明は端的、描写や表現もジェンダーレスな印象。
だけども、主人公を取り巻く環境は、ジェンダーを強く意識させられることばかり。
う、巧いな…と唸った作品です。
あとSNSのキラキラトレーニング女子への見方が変わります。
(主人公はキラキラじゃないです)
小説:『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上・下』アンディ・ウィアー
SFです。私の今年のベストです。
ネタバレ一切なしで読んでほしいので、何も説明できません。
口コミとかも探さないで。タイトルだけで探して読んで。
こんなに静かにドキドキワクワクできる作品に出会えるとは…
上下巻で分厚いですけど、むしろこれだけ読める幸福感しかない。
年末年始のお休みのお供に。
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