うかつに「本を読んで自分で勉強しよう」と勧められない時代なのだよ

子供の頃から『多読』です。

というか、去年から読書記録をつけるようになったことで、
初めて「あ、自分は『ものすごく読書量が多い方』なんだな」と自覚しました。

おかげで、「本一冊読み切ること」に対するハードルは極めて低いのですが、
そんな私でも最近「もう無理」とリタイアすることが増えてきました。

 

なぜかというと…

ここ最近の書籍のクオリティ(内容、編集、文章力その他)が、めちゃくちゃ下がってきているから。

もう何年も前から、その傾向は顕著になっていて、本屋に行く頻度も激減してはいたんだけども。

 

このひどい内容にはこれ以上耐えきれない…と、途中で読むのをやめてしまうほどになってきたのは、
絶望的な気持ちになっています。

(あ、文芸は別ですよ)

かといって、実用書なんかだと内容は良くとも、数年前、例えば2019年出版みたいなのは、もう情報が古いな…となることも多いので、これまた難しい。

技術や世の中の変化があまり激しいから、ジャンルによっては古くて役に立たないこともあるんです。

(スピ(自主規制

つい最近、とある有名なコンサルのひとも「最近のビジネス書はハズレが多すぎる。10冊読んでせいぜい1冊マシ」と言っていたので、全般としてそういう傾向にあるといえるでしょう。

 

なので、本を読んで勉強しよう!変わろう!と思っていても、
選び抜いて読んだはずのその1冊が、全然役に立たない…ハズレ…という可能性が、前よりも高くなっていると思うのです。

「ハズレ」って気付ければいいんですけど。その本やめればいいので。

しかしいずれにせよ『情報を取捨選択する力』が、絶対必要になっています。

 

自分は、

・とりあえず目ぼしいものを片っ端から手を出して、その都度取捨選択をしていくか

・自分と相性が良い「『目利き』ができる人」が選び抜いたものに、乗っかるか

意識して選び方を決めていかないといけないですね。

 

ちなみに「片っ端から手を出してみる」場合、
表紙のカッコ良さやタイトルと、中身の質は比例しないことが多いので、
本屋で表紙だけ見て選ぶのもやめたほうがいいでしょう。せめて少し中身を読んでから…

(先日、ハイセンスな表紙で選んだファッション系の本が、本当に酷くて悲しかった)

実用書や技術についての本の場合、出版年もチェックしてください。

 

そして「目利きによるオススメを知りたい」場合、
本当のオススメは、無料じゃなく有料の情報の中にありますので、
知りたい人のメルマガやオンラインサロン、メンバーシップなどに入ってみるのがいいと思います。

(読書好きな人ならば、たいていオススメ本コーナーがあるはず)

 

決して、無料な情報がダメなんじゃないです。

ただ、無料、つまりこういうブログのように、「誰でも見られる場所」に載せられる情報というのは、
どうしても「どんな人が見ても問題ない」レベルにならざるを得ないのです。

有料だったり会員になってでも『同じ方向で積極的に学ぼうとしてくれる人』には伝えられる、
クローズドな濃い情報があるものなのです。

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