イメージコンサルを受けてわかった自己認識のズレ

年度始めなので、ゆるい話にしようと思います。

 

この半年の間に、
イメージコンサルの診断に通っていました。

ざっくり言えば、
プロに「外見を客観的に判断、合うものを提案」してもらいます。

既に10年以上前に2度診断を受けているため、ただ結果だけを知りたいのではなく、
どういう観点、ゴールを考えているのかを知りたかったので・・・
考えた末今回は思い切って、いろんな流派や理論でいくつも受診してみたのでした。

 

感想は色々あるんですが、
一番大きかったのは

「外見に対する自己認識のズレ」

がわかったことです。

 

私の場合、

「自分は◯◯である」という自己認識は、過去他人に言われたことからできていました。

 
といっても、そこまで他人に外見をあれこれ言われた回数自体は多くない、んです。私。
それなのに、ごくたま〜に言われた一言が自分に残ってるんですよ。

 
例えば、高校の時の彼のお母さん(!)からの「顔が長い」とか、
初対面の女性からの「もっと年上かと思った〜」とか、

まあつまりそういう、

『私のことをあまり良く思っていない人からの言葉』

ほどずーっと覚えていて、それを自己認識にしているフシが多々あったのです。

 
逆に、身近な人からの正当な評価とか褒め言葉ほど
「リップサービスだ」と受け取らないようにもしてきてました。

 

一方、イメージコンサル(イメコン)というのは、基本的には「本人の持っている資質を活かす」ものです。

それこそ老若男女何千人も診断してきたプロが、大量のカラードレープを当てたり、顔や身体のバランスを測ったり、肌のハリや肉質をチェックしたり、実際に服を着用させたりしたうえで、

「藤咲さんは◯◯」

といってくれるわけです。

 
診断してくれる人は、別に私のことを好きでも嫌いでもないし、利害関係もないので、こちらも「あ、そうなんだ」と思える。
しかも私は、いくつも診断を受けた故、複数の人から同じようなことを言われるので尚更、私の自己認識って、全然違ってた!と思い知らされたのでした。

  
顔は特に長くも面長でもなかったし、実年齢より上に見える顔でもなかったし、むしろ逆だった。
ほかでいうと、マニッシュな装いもかっちりした素材も服も似合わない。

って、身近な人には言われてたのに、自分のことを嫌いな人に言われた意見を採用し続けてたんだなー。

 
で、それを解消しようと奮闘しても、最初からずれてるから「面長じゃないのに面長解消メイクをする」とか全然意味のない努力をするという、
超絶無駄なことになってたわけね。

 
あと、「藤咲さんはここの骨のラインがめちゃくちゃ美しいってわかってます!?」などと熱弁され、
「たった今、人生で初めてそこの骨を意識しましたが!?」と怯えながら返答するようなやりとりがあったりして、

 
なんつーか、己に対して意識すべきポイントがズレてたな・・・

と、完全にふりだしに戻った気分です。

(ちなみに褒められたのはこめかみ上あたりの骨・・・)

 

他人のことはわかるのに、自分には本当にぼんくらであることよ。

 

褒められたからどうというのではなく、
良いとされるところは活かさないと、ダメなところをどうにかできない。
視野を広く、客観的な目線を持たないと、自己認識がズレたままだと努力がズレて無意味になる。

 
当たり前のことなんですけどねえ。

 
フラットな立場から意見をくれるプロと、「私の身近な人たち」の意見はほぼ同じだったので、これからはちゃんと大事な人からの大事な意見を大事にしようと思います。

本当に反省だったのよ・・・

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