朝イチの回で、
『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』を観ました。
「#MeToo運動」を拡げたピュリッツァー賞受賞記事の内幕を描く
調査報道ノンフィクション、の映画化。
すでに原作を読んでいて、
同じ疑惑の真相を追っていた、もうひとりのジャーナリストである
ローナン・ファローの『キャッチアンドキル』も読了していたのだけど、
実名ばかりのこのノンフィクション、どう映像にするんだろうと思っていたら。
被害の直接的描写を出すことなく、彼女たちの傷や苦悩を表現する演出に圧倒。
淡々と進むストーリーの中に、セリフや露骨な感情的表現に頼らず、
ファッションやパートナーとのやりとり、目線などで
饒舌に伝えてくるメッセージに尚更、泣けました。
スクリーンで観る、今年最初の作品で本当によかった。
今年もたくさん、良い映画が観られるといいなあ!
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