親ばかでごめん

私事ですが(それしか書いてないけどさ)、
一人娘が20歳になりました。

ということは、母業も20年となりまして、年数だけはベテラン…!と感動しております。

根が「ど」のつくほどのネガティブなので、20年間毎日。そう今でも!夜に育児反省会を一人行っていますが、いまだに正解はわかりません…毎日反省しかありません…

 

そんな中。
20歳の今年は自分が、と言い出し…
なんと「娘プレゼンツの食事会」をしてくれました。

 

「…最近の若い子は、親にそういうことするもんなの?」と確認したところ、「いや知らない」と返ってきまして、彼女自身が企画してくれたとのこと…

自分が20歳の頃、そんなことしようなんて、一ミリも思いつかなかったなーと、夫と私の母と3人で、会計をする娘の後ろ姿を眺めつつ、感動ひとしおでございました。

 

ぽんこつな親の割には、スマートに育ってくれたようで、何よりでございます。

 

まあ、親らしさのない親との自覚は十分にあるんですけど、これだけは!とひっそり頑張っていたことがあってですね。

お金についてなんですけど。

 

それは、8年くらい前のこと。
「どうせ早死するから子供にお金を残さないと…」みたいなのを思い詰めていた私に、大事なことを教えてくれた人がいました。


「残すべきは、お金そのものじゃなくて、『お金についての知識』『稼げる力』じゃない?」

 

そ、それなーーーーーーーー!!!!!!!

目から30枚くらい(概算)鱗が落ちまして。

 

とりあえず、お金の出入りについてリアルに感じてもらうことからと、
家のお金についても、大枠でいつも話すようにしたり、
学費についても「今◯◯万円振込しますんでーーー!」と目の前で振り込んでたり、
個人事業主のわたしが、確定申告してたり税金払ってたりする様を、日常とするようにしました。

 

あとは、お金についての自分の体験(主に失敗談)を折りに触れ聞かせた…というか、

『若い頃からお金について関心を持っておかないと、あとが痛いぜつらいぜ』

というのを。そう!「しくじり先生」ですよ。俺みたいになるな!

自分は教わる機会がなかったので、そういうのを話してました。
10代とかでお金についてのきちんとした知識が欲しかったよね〜。当時〜。

 

「ファイナンシャルプランナー、受験の必要はないけど、知識はあるといいよね」とは伝えておいたのですが、たまたま大学の授業で興味を持ったのがきっかけとなり、先日3級を受験、合格してました。
母娘でFPです。笑

FP、アタシも大学のときに受けたかったよね〜。当時まだなかったね〜。(泣

 

まあ、ちょいちょい私の後悔が混ざってますけど。
知っておく分には早いに越したことがないので、学生のうちに伝えておけてよかったです。

仕事はね、本人が選ぶことなんで、あとは好きに…してもろて…

 

とりあえず、学費も無事払いきれそうなので(これが昔は心配だったのよ)、
これからは自分たちの方のお金について、本腰入れていかないとなあ。うっかり長生きしてるからな…

 

娘の誕生日に、母がお祝いにプラスしてお花もくれたのですが、
「これは私宛ってことでひとつ」とちゃっかり強奪したブーケと、「おつかれ私!」と自分で買った美容液と。

っていう写真を、化粧品屋さんのキャンペーンに応募したらですね。
なんと、プレゼントが当選しました。

初めてこういうので当たった!トリプルハッピー!

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