先月、レシピを載せましたが、
続けるには、もうちょっと楽に作業ができるようしたいと、
改良しました。
初回との違いは、
『スープをざるで漉さなくて済むようにした』ことです。
上の写真のようにやると、ザルで漉す手間がいるんですね。
でもこのまま、毎日火入れをして
具たくさんのスープとして食べる場合は、これでOK。
(圧力鍋の場合は、普通の鍋に移してね)
私は、
・ボーンブロス(スープだけ)
・具沢山スープ
・お肉
に分けて使いまわしたいので、
以下のレシピに落ち着きました。
<材料>
・骨付き肉(か魚) トータル1キロ分
・玉ねぎ 1コ
・セロリの葉 または長ネギの緑の部分 2本分
・にんにく 1~2片
・お酢 大さじ2
・水 1.5〜2L(一緒に入れる野菜によって調整)
その他、にんじんなど冷蔵庫の使いかけの適当な野菜。
大根や白菜などの水分の出る野菜を入れる場合は、
水を少なめに。
その他しょうがやハーブ、スパイス、薬膳食材とかお好みで。
骨付き肉は、
牛骨、豚骨、豚足、鶏ガラ、手羽(先、中、元)、鶏足、スペアリブ
など、骨があればなんでもOKです
<作り方>
8等分に切った玉ねぎを鍋底に敷き、
その上にカットした野菜、肉、にんにく(生姜やスパイス)
一番上に、セロリか長ネギを載せて、
酢を回しかけて水を入れる。
圧力鍋なら加圧後、弱火で30分。
火を止めて圧が抜けたら、セロリや長ネギ、にんにくを抜く。
(アクを絡め取ってくれてますので、この部分は食べません)
肉を取り出す。
(種類ごとに分けておくと使い回ししやすい。)
ブロススープをお玉でボウルに移す。
少しスープを残して、底に残った野菜と合わせて
具沢山のスープとして。
スープは冷蔵で5~7日程度。
冷凍OK。ジップロックでも大丈夫。
味はつけていないので、
調理するときに塩胡椒やスパイス、各調味料を足す感じ。
塩胡椒だけでもおいしー。
ナンプラーや醤油を足してもGood
セロリの方が味に深みが出ますが、長ネギだと和風にもアレンジしやすいので、
献立に合わせて選ぶと良き。
両方入れるともっといい〜。
そもそも、骨髄や軟骨のエキスを摂取するために、
圧力調理や長時間の煮出しをするのが、ボーンブロスです。
完成まで塩を振らないのも、浸透圧を考慮しているのです。
普通のスープとは違いますので、作り方にはご注意くださいね。
<ボーンブロスの使い途>
1.コーヒーやお茶の代わりに水分補給として飲む
2.ブイヨン(出汁)として使う
アレンジ例:和洋中エスニックの汁物、パエリア、雑炊、茶碗蒸しなど
<具(野菜)の使い途>
1.スープと一緒に食べる(ポタージュにしても良き)
2.カレーやシチュー、ミネストローネなどにする
<具(肉、魚)の使い途>
1.タレやポン酢、オリーブオイルなどでそのまま食べる(茹で肉のイメージ)
2.一緒に煮た野菜とスープとして食べる(ソースにしてもいい)
3.骨を外してほぐしてから、
サラダに載せたり、混ぜご飯やピラフ、オムレツなどの具にする
4.おでんに入れる(手羽元やスペアリブなら)
その他、コロッケの具にするとか、いろんな麺の具にするとか
いくらでもあるんですけど…
ボーンブロス自体、【腸の修復】が目的なので、
その腸にダメージがかかる「レクチンが入っているレシピ」にするのはちょっと
ということで。
カレーやシチューにするときも、
どうか市販のルーを使わないレシピで!
あ、下拵えした大根の厚切りを、
あえて鍋の一番上に置いて加圧して、
それだけをふろふき大根として使ったりもします。(肉肉しいけど)
何よりも、アレンジが効きまくるので、
普段の献立作りがめっちゃ簡単になるのも大きいです。
スープストックや下拵えが済んだ食材があるって、
こんなに楽なのか!と、実感できます。
完成させない分、よくある「作り置き」とは違うので、
その日の気分や冷蔵庫の中身で、飽きずにアレンジして食べられます。
そういうの、いろいろ考えたくない人なら、
作ったままの具沢山スープのままでも良いかと!
毎日忙しくて、帰って作るのも面倒な人ほど、
具沢山のスープがあるほうが、圧倒的に助かるんじゃないかなあ。
夜遅く食べても負担少ないしね。
作ってみると簡単で美味しくてびっくりだと思うので、
ぜひぜひやってみてー!
ミネラル、脂質、鉄、ビタミンA、アルチルグリセロール、
グルコサミン、コンドロイチン、グリシン、グルタミンなどの各種アミノ酸、
などなどたっぷりなんでえええ。
免疫力、あげてきまっしょーい!
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