料理についてのお話(仮題)その3

料理についての記事を書いています。
が、料理で悩まない人でも、役に立つお話にしていきます。

『料理』についての記事を書きます(仮

 

今回は、『習慣化』についてのお話。

 

とにかく料理を習慣づけたいのであれば、その機会を増やすことですよね。
自分の生活の中に、「料理」時間を組み込むために、
生活のスケジューリングも考慮しないといけません。

数十分程度の時間、料理するために、今の生活から捻出することができますか?
「調整してその時間を空ける」ことができるのか、
そもそも絶対無理なのであれば、「できるように環境を変える」のか、
はてまた「料理をしない」ということを選択するのか。

 

次いで、
習慣づけのために、『低いハードル』を設定します。

自分の中でのハードルなので、誰かに公表する義務もないので、
軽く跨いで歩けるくらいのハードルにします。

例えば、こんな感じ。

・とりあえずご飯だけは絶対炊く
・お味噌汁だけは作る
・メインのおかずはスーパーのお惣菜もOK
・おかずは作るけど、味噌汁はインスタントでいい
・野菜はコンビニのカット野菜
・調理不要な食材を使う(缶詰、瓶詰め、冷奴、納豆、チーズ…etc)

 

なんでもいいから、可能な日は「何かひとつは作る」からしましょう。
台所に立つ、包丁で切る、ガス台を使う、ことに慣れる、ところから。
買い物も、スーパーじゃなくていい、今はコンビニでイケます。

料理の質は、習慣化できてから、少しずつ上げるのです。
順番、ステップがあるのです。

 

いきなり
『料理上手な人の食卓』『丁寧な暮らし』『SNS映えするごはん』
とかを目指すから、しんどくなるのです。

理想と現実のギャップが大きければ大きいほど、
キツいし苦手意識が強くなっていきます

これは料理に限らず、すべてに言えること。

 

「自分はこういう生活がしたい!」という理想と
「でもこれこれこういう理由でできていない、できない」という現実を、
まずは直視しないといかんのです。

それがクリアできるのは、どうしたらいいんだろう?」と、
具体的に悩まないと、進まないんです。

もしも理由がまったく思いつかないのであれば、
理想に無理がありすぎることがあります、そこを見直さないといけません。

 

「とにかく毎日自炊したい」のであれば、
たまごかけご飯だけの日も、サッポロ一番みそラーメンの日も、
『自炊カウントにいれる』ことで、続けられる人もいる。

「おしゃれな食器でおしゃれな食卓で…」が理想だったら、
料理の前に、台所や部屋をまず片付けて、
一枚でいいので欲しかった食器を買って、それに盛ってみる、
っていうところから始めるのがいい人もいる。

「ひとりだとやる気がでなくてサボっちゃう」のであれば、
毎日淡々と写真をインスタグラムなどにあげる、
ということで勝手に強制力がつく人もいる。
(別にフォロワー増やす必要はないです。記録用アカウントとしてすればいい)

「こんな料理が作りたい!」というのがあれば、
続くとかどうとか一切無視して、
いきなりその料理にチャレンジしてみたらいいです。
美味しくて楽しくて続くかもしれないし、
一回作ったら気が済んじゃうかもしれない。

料理とは別のところに、明らかな問題があるのであれば、
まずそれを解決するまで、料理のことはいったん置いた方がいいかもしれないし。

 

苦手は必ず克服しないといけないわけではないんです。
避けて通れるなら通っていいし、家事は外注するという手もあるし、
なんとか生きていけるなら、苦手のままいても、いいんです。

 

でも、自分の中で「克服したい」「好きになりたい」「頑張りたい」という
ポジティブな気持ちがあるのであれば、そこは大事にしたいですよね。

 

だからこそ、ハードルを下げまくって、
自分が一歩一歩、ちょっとずつ階段を上がるように、
できることを増やしていこう、というところになります。

 

ただ、これがもし自ら受けた仕事であったり、
自分が望んでプロを目指したり、高みにいきたい場合はもちろん別なのです。
理想を叶えるための、『相応のコスト』をかけるべきものですから、
ここもまた、自分の理想と現実を見つめて、そのコストを弾きだすどころから。

 

先日紹介したお弁当の本、
普通に家のご飯として作って食べても全然OKだと思います。

「ワンパターンでいいから、3品作る」

って決めて本の通りに作るだけでも、
悩んだり考えることなく、『調理自体に没頭できる』からね!
これ結構大事。

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