オーソモレキュラーだの、レクチンフリーだのカタカナばっかりやってる
みたいなことを、前にも自分で書いたんだけども。
実は食養生や薬膳を10年以上前から取り入れているので、
こっちの方が、俄然キャリア?長めなのです。
免疫力ゼロで、身体ぼろぼろだった30くらいの頃、
漢方で劇的に体調が良くなった経験から、先に東洋医学に関心を持ったのよね。
中医学のベースは陰陽五行ですが、
正直私はそれはそこまで重視していなくてね…
大まかに
「季節に応じた生活を送る」
「基本的にその時期の旬のものを食べれば良い」
と考えています。
今なら梨とか大根、レンコン、さんまとかね。
ね。普段のお買い物をしていれば、比較的わかりやすいでしょう?
私はそこそこ長く取り入れているのもあって、
食べたくなるものは「だいたいその時期に食べておいた方が良い」ことが多い。
ガチガチに覚えてなくても、そんなに外さないから、
考えなくても問題ないってなる。別にそんなに難しくない。
あとはね。食養生を通して、
白キクラゲとかの普段使わない食材を知ったので、
各種いろんな乾物を使いこなせるようになったのも
結構なプラスになりました。
そう。料理のレパートリーや知識、試行錯誤の経験値があった上で、
「食べたいものを食べる」っていうのと、そうでないのは、
結構違うと思うのよ。
ただ好物を食べるんじゃなくて、
「調子が悪い時は、これを食べてリカバリできる」みたいなことですよ。
昔は、そこまで外れた食材や食事がそもそも存在しないから
何も気にせずともよかったわけだけど…
さまざまな食材や商品、情報で溢れかえっている現代日本では、
「食べたいと思ったもの」が果たして「本当に必要なもの」とは
限らないからねえ。
かといって、今から食養生を学んだ方が良いとは、特に思わないのだけど
(現代にフィットするかは別だったりするから)
食養生のレシピ本とかで、
自分が作る料理のレパートリーを増やすっていうのは、
アリなんじゃないかなーと思うかなあ。
藤咲はね、
高麗人参とかクコとかね、薬膳の食材も使ってます。
スパイスも合わせて、エネルギーぶち上がるようなスープを作るのが
好きだよー!
そうなんです。
汁物全般をめちゃくちゃ重要視しています。私。
水分が取れて、お腹が温まって、出汁(旨味成分)が摂れる。
最高じゃないすか。
かならず食事には汁物をつけたいし、
くどいほどいつも書いているボーンブロスもだけど、
味噌汁でもスープでもお鍋でも、レパートリーめっちゃ持ってる。
忙しいとか疲れるとわかっている日は、だいたい豚汁作っておきます。
具沢山の汁物さえあれば、あとは適当でオッケーだもの。
ちなみに今日の夜のスープはバクテー(肉骨茶)です。
バクテーは…マレーシアとかシンガポールで食べられている、
骨付きのお肉とスパイスのスープだよー。
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