先日うっかり、
昔のトラウマ的出来事を思い出してしまった件。
体調がぐだぐだになりながら、
「単回性のショックによるトラウマへの身体的アプローチはどうしたら」
と考えながら寝込んだのですが。
翌日、元気になってきたから借りてきた本でも読もう…と
手に取ったら。
なんということでしょう。
内容がトラウマケアだったどころか、
まさに私の知りたいことが書いてあって衝撃。
だって、この本、数ヶ月前に予約していたやつで、
順番待ちしすぎてて、存在も忘れていたし。
タイトルにはまったくそういうのを予想させるものではなかったし。
あまりのタイミングの良さにびっくり。
トラウマに関しては、何度も勉強したし、いろいろトライしてるし、
一昨年くらいも相当量の本を読んだんだけどな…
当時、今回の理論には掠ったはずのに、触れてなかったんだよな…
ま、この2年の間に栄養学の方からも考えてきたし、
身体へのアプローチも深めてきたので、
前とは違うなりの理解ができるでっしょう。
『トラウマ』と一言で言っても、本当に千差万別で、
仮に事実としては大小があったとしても、
それがどう影響するのかは、人によっても全然違うし、
どういうアプローチが必要なのかも毎回違います。
例えば、ブロック解除ワークがものすごく効果的なこともあれば、
まったく役に立たない、下手を打てば逆効果なこともあります。
それはワークの良し悪しの話ではなく、
そのケースにおいて取るべき対応が、毎回違うということ。
どれか一つのメソッドやワークで全てが解決できるほど、
人というのは、私たちは、単純な作りはしてないからね。
そして、相対するケースごとに毎回壁にぶち当たるので、
何年もの間、トラウマケアは、ずーっと取り組んできたテーマでもあるのです。
(そういう表に出さない隠れテーマが、実は結構あるのよ。私。)
何せ、取り扱いが非常に難しい。
自分には容赦なしに突っ込んでいくこともするけど、
その状況にならないと再現できない(日頃は忘れてるというか出てこない)ことも多いし、
対自分ならばともかく、他の人にであれば失敗は絶対にできないし。
自分がショック状態だったおかげで、
学んだワークをすぐに己に試せたというね…
セラピストとしては「とんだラッキーハプニング☆」みたいな感じでして、
やだもうこの性。
今片っ端から新しい理論の専門書を取り寄せておりまして、
しばらく分厚い本に囲まれる日々になりそうです。
しかしね。上からね。
「そんなにトラウマって大事(おおごと)なわけ?」
って言われるのよ。不思議そうによ。
それなーーーー!
そっちは肉体ねえからなーーーーーー!
トラウマ(の正しい内容とか実情とか記憶)って、
そっちにそのまま上がること、
ないしなーーーーーー!
それじゃあ、わっかんねえよなあああああああ。
なお、最後に注意事項なのですが、
自覚のある方、繊細な方は、トラウマ関連の専門書を気軽に手に取ることは、
お勧め致しません。
症例や説明の文章表現などで、自分のトラウマが発動する可能性があります。
もし自分でも知りたい、読みたいと思った場合は、
クライアント向け、一般向けにやさしい配慮を持って書かれたものを
選ぶようにしてくださいね。
やくそくだよ!!!
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