願いが叶うチャンスを自ら逃すということはさあ

生まれて初めて買った『絵』が、ちょうど誕生日の前日に届きました。

冬に買って、到着を待ってました。

 
まさか自分が、絵を家に飾りたい、欲しい、買いたいと思う日が来るとは思ってなかったんだけど。

好きになったのが遅くて、かなり後になって複製原画の存在を知ったので、
「もしも次にこの作者の絵を買えるチャンスが来たら、絶対買う」と決めていました。

そして数年後、まさかのまさかで新たに企画展示が発表され、限定で複製原画が発売されることがわかりました。

 
正直諦めていたので、突然チャンスが来たことにそりゃもうビビりまして。
絶対買うと決めていたものの、その値段が想像以上だったので、さらにビビり散らかしました。

 
だけども、ここでビビって買わないのって、
希望が叶っても受け取らない(実行しない)ってことになって、それってすごい嫌だなー、と思ったので。

企画展示初日の午前中のチケットを気合いで取り、現物を確認して、やったことのないことに一瞬怯むも「いいや!買ったるでーーーー!」と震えながら購入申し込みをしたのでした。

 
そして半年待って、家に来たわけですが、もう最高です。
見るたびに嬉しくなるので、有言実行して本当に良かったのよう。

 

 

さて。

ウィッシュリスト(欲しいものリスト)を作ったり。
「こうなったらいいのになー」と夢想したり。
「◯◯やってください!」と他人にリクエストしたり。

何気なくやっていることと思いますが…

どういう気持ちでしてますかね?
実現することを前提として、本気で考えていますか?

 

いざ叶うってなったときに、もちろんビビりはすると思うんですけど、
ビビるどころか、何らかのもっともらしい理由をつけて、逃げてしまう、ということがあります。

 
自分には勿体無いから、とか、
タイミングが合わなくて、とか、
なぜか(?)仕事や家族の都合でできない、とか。

 

私が提供者になる前にあった話をします。

とある提供者の方が、「『土日(or 地方)でイベントやってください』と頼まれたから企画したのに、その頼んできた人はまず来ない」とこぼしていました。

この話に同意する提供者は数多く、なんと、どうやら『提供者あるあるネタ』らしいのです。

 
気軽にリクエストするのに行かない人が、どういう気持ちでそうしてるのかは、正直私にはわからないのですが…
(私は、お願いするくらいならば絶対行くタイプなので)

 

あるあるだよ〜と言っていた提供者の人たちが、もうひとつ口を揃えて言うのは、

「本気の人は、どんな条件でもどうにか都合をつけて、なんとかして来る」

でした。

 

やがて、同じく提供側となった私は、これを強く実感することとなりました。

 
本気な人は、黙ってどうにかしてくるし、
いろいろ言ってくる人は、その割に結局、その後音沙汰がない。
当然、本気な人だけが、どんどん進んでいく。

 
というのを、まざまざと見せられることとなりました。

おかげで、自分もどんなに怖気付いたとしても、勇気を出して受け取るしかないぞ、と腹を括ることになったんだよね。

 

いわずもがな、
自分の希望が叶うチャンスが来たら、みすみす逃すようなマネはしないほうがいい。

 
だって、「叶える気ない」ってことになっちゃうから。
自分に対してね。

他人を巻き込んだのなら、なおさら。
相手からの心証はどうやっても確実に下がるので、結局自分の首を絞めることになる。

 
そして、いざ実現しそうになって、「そんなつもりなかった」「やっぱりいいや」とか言い出すことのないように、自分の希望や願いは、定期的にチェックして、しっかり精査しておきたいよね。

そんなに本気じゃないことは、取り下げておくといいよね。
紛らわしくないし、無理して残しておく方がよろしくない。自分に。

 

叶えられることはどんどん叶えていき、自分の中で優先順位が下がったものは外しておく、
こうして、自分のリストを更新して洗練させていくのは、とても大事なことなんだよー。

 

 

(参考記事)

質問「タイミングが合わないのは、ガイドからのサインなのか?」

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