今の時代にセラピストになることについて、セラピスト活動を続けていくことについて、書いていこうと思います。
昨日はエネルギーデトックスワーク協会の
『セラピスト育成1dayセミナー』でした。
(講師は上級セラピストのNAMIさんです)
『セラピスト育成』とは銘打っておりますが、
まる1日かけて、
エネルギーデトックスワークやセラピストに関する正しい知識を学び、
エネルギーワーク練習やセルフワークの習得をみっちり行いますので…
エネルギーワーク初心者、エネルギーデトックスワーク初心者の方にこそ、
たとえ遠方からでも参加する価値のある、貴重な学びの場としております。
繰り返しの参加を促すため、受講費を低価格にしておりますし、
認定セラピストも常連参加しているので、先輩たちの技術を体験することもできます。
もちろん、認定セラピストの育成を目的にしていますので、
セラピストとしての姿勢やメニュー構成まで踏み込んだ内容を扱いますから、
これからセラピストとして活動して行きたいという方にも、ばっちりな構成なのです。
…という趣旨で続けてきた1dayセミナーですが、
エネルギーの流れや世情も大きく変わった今、
『セラピストとして活動していくこと』について、
私なりに思うことを書いておこうと思います。
以前のセラピスト認定審査では、
「セラピストになるかはわからないけど、とりあえず認定になっておきたい」
という姿勢でも、審査を受け合格基準を満たしていれば、
認定を出させていただいておりました。
まだ活動していない段階で、
向き不向きを含め全てを自分で判断しきるのも難しいだろうし、
『セラピストとして活動できる立場』になってからみえてくるものも
あるだろうし…などという想いからです。
…なのですが、今のこの状況では、
『他人にやる以前の、自分自身を整えておくこと』
が、なかなかに難しくなってきました。
よほど意識を高く持ち、
学びの場への参加や、情報収集、技術や向上は常に怠らず、
自分の身体や心のメンテナンスにコストをかけることを
『当たり前』に続けていけなければ、
【人を癒す】セラピストという仕事は相当厳しい、のです。
だって。
メンタルぐずぐずブレブレで、生活も崩れてて、体調も悪くて…
なんてセラピスト、
クライアントさんの前に出ていっちゃマズイ、ですよね?
前からブログに書いていますが、
今は普通に生活しているだけでも、相当疲れます。消耗します。
休むことにコストをかけないと、回復すら難しい。
この辺については、連載記事でねっとり書きました。
自分だけじゃない、
家族も友達も疲れてる、街ゆく人も疲れてる、
当然セッションの予約をしてくるクライアントさんは、超・絶・疲れてる。
だって疲れすぎてるから、お金をかけて他人からの施術を受けたいんだもん。
『エネルギーデトックスワーク』は、
【BLESS YOU】ブレスレットという、サポートアイテムを使うため、
正しくワークをしていれば、激しく消耗するようなことはありません。
無理なく楽に施術ができるように、ブレスを作っているんです。
しかし、『ワークを他者に施す』『セッションを行う』こと自体は、
他の接客業、サービス業と何ら変わりませんから…
「他人と関わる」以上、気力も体力も、普通に消耗します。
加えての今のこの状況なのです。
今のこんな状況の中で「他者を癒したい」というのであれば、
「よほど『自分を整えている必要性』がある」
ということが、わかっていただけますでしょうか?
例えば、1回1万円のセッションを提供していて、1人施術をした結果、
自分がダウンしてしまい、数日営業を休んだり、病院に行ったり、
セラピーを受けたりして、
1万円どころか、数万円のマイナスになってしまう。
ダウンしなくても、無理をして営業を続けていて、
コンディションの悪い施術者から、
クライアントさんは気分良く施術を受けられるでしょうか?
下手をしたら、自分の調子の悪さで相手に迷惑をかけてしまうかも
しれません。
セラピストも、やはり大変なお仕事です。
「人を癒したい」という気持ちは素晴らしいものですが、
「本当に人を癒したい」のであればこそ、
『人を癒すのにふさわしいセラピスト』であろうとすることは、至極当然
ではないでしょうか?
深い知識や高い技術、そして真摯な姿勢はセラピストとして、
もちろん欠かせないものですが、
その前に、
『心身が健やかである』
『エネルギー的に崩れていない』
『生活、精神が安定している』
…など、人としての土台のところが整っているということが、
セラピストとして活動していく上で、もっと必須になっていると思います。
『スピ断ち』で書いた記事と重なってきますが…
現実的な問題は、現実的な対処で向き合って解消できた、
すでに向き合って、なんとか解決できつつある、
今後問題が起きても自分で対処していく覚悟である、と言えないのであれば、
「スピリチュアルを学び続けること」「スピリチュアルに関わり続けること」
は、単なる『現実世界からの逃避』になってしまいます。
ここの『スピリチュアル』を『セラピスト活動』に置き換えてみても
いいと思うんです。
「誰かに必要とされたい」「存在価値が欲しい」とか、
「他の仕事が続かないから、セラピストで稼ぎたい」とか、
「今の状況が苦しいから逃れたい」
…という気持ちでセラピストをやろうとするのは、無理です。
自分もクライアントもつぶれてしまう。
ただ「身内にも施術してあげたい」のであれば、
認定セラピストにまでなる必要はなく、
1dayセミナーで講師や受講生の前で模擬セッションを行い、
「技術レベル的に問題ない」と判断して貰えばOKでしょう。
それよりも、今の自分が不調なのであれば、
まずはセルフワークをやりこみ、
認定セラピストのセッションを受けたり、オプションの追加をし、
自分のケアをしていくことが最優先です。
エネルギーデトックスワークで対応できない問題は、
適宜その道のプロに頼んだり、周囲に相談したり、
その問題にふさわしい対応を取ってください。
今抱えている問題をクリアしつつ(「見通しが立つ」も含め)、
なおかつセルフワークや認定セラピストのセッションを受けることで、
心身だけでなく、エネルギー的にも調子が良さそうになってから、
何よりも、ワークの効果、素晴らしさを体感し、自分の言葉で力説できる
ようになってから…
初めて「セラピスト認定審査を受けること」を考え出す、
くらいにした方がいいのかなあ、と思います。
なにも完璧になる必要はないし(そんなの無理だし)
多少崩れたとしても、戻すための手段をもっていて、必要な時に行動を取れるのであれば
問題ありません。
しかし、1dayセミナーの内容を学んでなお、
「自分がガタガタなのにも関わらず、人にやっていきたい」なんて
思うのであれば、
それこそが、『セラピスト失格の姿勢』ですからね…
セラピストという、大切で大変な仕事だからこそ、
【他人よりも、まずは自分を整えられること】
を自分自身がなによりも体現できていることが、大事だと思います。
「誰かを癒したい」と思うならば、
まずは「自分に癒しを」。
【「自分を大切にすること」を実行できている人、しようとしている人】
にこそ、
セラピストになっていただきたいなあ!と私は思うのです。
1dayに繰り返し参加して、模擬セッションも積極的に立候補して、
自分のために技術を向上させ、
その技術で自分の不調を取り除き、楽しく過ごせるようになっていけると…
「セラピスト」という道も、さらに他の道も、
自然に見えてくるんじゃないかなあとも、
思うのですよね。
10月開催も募集開始しました。
10/6(火)10~15時 『セラピスト育成1dayセミナー』
エネルギーデトックスワーク協会のサイトはこちらのバナーから。
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